- 作者: 中島らも
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1999/03/19
- メディア: 文庫
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中島らものアマニタ・パンセリナ読んだ。様々なドラッグの体験が書かれてあるのだけど、「右を見ても左を見てもラリ公だらけ」「死ぬくらいなら続けりゃいい」「自己放棄の快感」「三合くらいの晩酌は薬」などいい言葉がたくさんあった https://t.co/j5QilJ69l7
— ひさいち (@hisaichi5518) August 7, 2019
中島らも自身がドラッグに関する情報について、咳止めシロップの項目でこう書いてる。
問題は情報にはなくほとんどいつも中毒者の側にある。
つまり、なるべくして中毒になるような、そういう器質の一群があるのだ。情報として重要なのは、たとえばこの文章のような「正確な」情報だろう。
こうすればこうなりますよ、という臨床例に近いような情報だ。
かくすより「知らせる」ことの方が大事なのである。