ペパボでの最終出社を終えた。
ペパボでは、大変ありがたいことにミンネ事業部のみんなや技術基盤チーム、CTLsなど優秀で人間性もいい方々に囲まれていたし、裁量もあり評価もされていたと思う。しかし辞めてしまった。
仕事はただ機能を作るだけではなく、アーキテクチャ導入に始まり、リファクタリングによる開発の効率化やアプリの高速化などといった中長期的視点による技術的挑戦も出来た。
僕がペパボに入社して少し経ったあとのふりかえりで、TRYにあんちぽさんが「ひさいちくんの技術的挑戦」を出していたけど、入社してからやってきたことをふりかえると結構TRY出来たんじゃないかと思っている。
他にもコードを書くだけではなく、2016年からはシニアエンジニアとして2017年からはチーフテクニカルリードとしてチームをどう機能させるか?技術者組織をどうしていくか?を考え、エンジニアの採用や評価に深く関わるなど今までとは違う視点を持って働いてきた。
送別会のときにペパボでやった一番大きな仕事はなにかと聞かれて「今のモバイルチームを作れたこと」と答えた。
モバイルチームの今があるのは僕だけの力ではないとも思ってるけど、まあ色々と大変だったし挑戦であった。先に書いたとおり技術的挑戦もやったけど、これが一番僕のなかでは大きかった。
僕は変化し続けることがエンジニアとして生きていくために必要だと考えているけど、ペパボ入社当時Perlしかやったことがなかった。そんな僕が言語やプラットフォームを限らず、コードを書くだけに限らず、色々できるようになったのは、失敗しても「ナイストライ!」と言ってくれるペパボであったからこそだと思う。
次に行く10Xはタベリーというアプリを作っている。まだまだ小さな会社で机は6個しかない。メンバーも自分を入れて5人しかいない。
でも、これまで学んできた事と新しく挑戦するワクワクを胸に10Xバーンできればいいなと思っている。