我々の世界では、人間が作ったおはぎをうんこでないかチェックすることを「おはぎレビュー」と言う。
おはぎを作っていたつもりがうんこを作っていた事は人間であればよくある。
それは大した問題ではない。問題なのは、作ったあとにうんこをおはぎとして出してしまうことである。なので、おはぎレビューが存在するのである。
「おはぎレビュー」は、様々なことを気をつける必要があるが、その中に互いを理解させよう・しようと努力をするというのがある。
レビュイーは、わざわざうんこを作る嫌がらせをしたいわけではない。知らぬ間にうんこを作ってしまったのである。
知らぬ間にうんこを作った人間(レビュイー)は、レビュアーから見るとただのうんこを「超うまくて最高のおはぎ」だと思っている。
なので、おはぎレビューでレビュアーに「メッチャ臭い最悪です。今すぐ捨てるべき臭いウンコ臭いマジ臭い」と言われると「そんなことない!!これはおはぎで超うまい!!」と思う。
レビュイーが「そんなことない!」と思う理由は、うんこと認定された理由を理解していないからで、うんこした人間にそれはおはぎではなくうんこであるということをちゃんと理解してもらう必要がある。理解してもらうには、レビュアーがうんこと言うだけの理由を明示する。
頭ごなしに「これはうんこ、捨てたほうがいいです」とか言うのは最悪で「これはこうこうこういう理由でうんこです。なので捨てた方がいいと思います。」と言う。
もちろん、おはぎレビューする人も人間なので、間違った理由でうんこだと判断してしまうことはある。例え、先生と呼ばれようが、上司であろうが、社内で一番のエンジニアだろうが、その前に人間なのである。
なので、レビュイーは「その理由ではうんこにはならない」と思ったら、必ずおはぎだと思う理由を言うべき。レビュアーもうんこだと思っているものをおはぎだと理解しようとする努力は必要。レビュイー、レビュアーがお互いの考えを理解し、おはぎかうんこか、決めればいいと思う。
まとめ
おはぎレビューは、お互いがお互いを理解させよう・しようとする努力が必要で、それを片方が放棄するととても良くない。
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